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TOYOTA RACING、富士で劇的な勝利を挙げる

ホーム富士6時間レース:決勝

WEC (世界耐久選手権)

TOYOTA RACINGは、波乱に満ちたホームレースの富士6時間レースで見事な巻き返しを見せ、勝利を挙げるとともに、FIA世界耐久選手権(WEC)のマニュファクチャラーズチャンピオンシップでのリードをさらに広げました。

レース残り1時間の時点で、2台のTR010 HYBRIDはそれぞれ異なるトラブルに見舞われ、ハイパーカークラスの上位争いから後退していました。しかし、週末総入場者数72,326人を記録したホームレースで、大胆な戦略がレースの流れを一変させ、ドライバーたちの粘り強い走りによって緊迫した展開の中での勝利をつかみ取りました。

セバスチャン・ブエミ、ブレンドン・ハートレー、平川亮の8号車は優勝を果たし、シーズン残り2戦の時点でドライバーズチャンピオンシップ首位に浮上しました。TOYOTA RACINGにとって富士での通算10勝目となる今回の勝利により、マニュファクチャラーズチャンピオンシップでのリードは23ポイントに広がりました。

ル・マン24時間レース優勝メンバーであるマイク・コンウェイ、小林可夢偉、ニック・デ・フリースの7号車も、厳しいレース展開を乗り越えて8位でフィニッシュし、チームメイトと10ポイント差のランキング2位につけています。

予選が悪天候により中止となったため、2台のTR010 HYBRIDは8号車は8番手、7号車は13番手からレースをスタート。ウェットコンディションが残る路面で、ブエミは序盤に2つポジションを上げましたが、デ・フリースはレース開始から30分以内にパンクに見舞われました。その後7号車は追い上げを見せていましたが、レース開始から約1時間が経過した頃、35号車アルピーヌとの接触によりスピンを喫しました。

その後セーフティカーが導入されたこともあり、レース前半の3時間は両車ともにトップ6圏内に。しかし、レース後半は厳しい展開となり、4時間が経過した頃8号車のハートレーは1コーナーで007号車アストンマーチンに接触されてスピン。その直後に平川へ交代し、6番手で走行を続けました。7号車の小林も7番手を走行していましたが、フルコースイエロー中の速度超過によりドライブスルーペナルティを受け、12番手まで後退しました。

しかし、レース残り55分で導入されたセーフティカーが、8号車に大胆な戦略を選択する機会をもたらしました。エンジニア陣はバリア修復によりレース中断が長引くことを的確に予測し、それを見越した給油を実施。さらにタイヤ交換を行わない戦略を選択しました。その結果、レースが残り20分で再開された際、平川は首位に。雨が降り出す難しいコンディションの中、激しいプレッシャーを受けながらも36号車アルピーヌを抑え切り、0.591秒差でトップチェッカーを受けました。小林も終盤に2つポジションを上げ、8位でフィニッシュしました。

FIA世界耐久選手権(WEC)は再びヨーロッパへ戻り、10月18日(日)にカタルーニャ・サーキットで開催されるシーズン第7戦、バルセロナ6時間レースへと向かいます。

小林可夢偉(チーム代表兼ドライバー/7号車)

富士での勝利は私たちにとって非常に重要です。まずは、この勝利を成し遂げたチーム全員、そして素晴らしいレースを戦い抜いた8号車のクルーにお祝いを送りたいと思います。誰もがこのために懸命に取り組み、最後まで戦い続けました。7号車にとっては少し厳しい一日となり、十分にクリーンなレースができたとは思っていません。全体的にペースもやや不足しており、常に追い上げる展開となったことが、今日のレースを物語っていたと思います。

マイク・コンウェイ(ドライバー/7号車)

8号車にとって素晴らしい結果となりました。最後のピットストップでの見事な判断によってライバル勢の前に出ることができましたし、この勝利にふさわしい走りだったと思います。心から祝福したいと思います。チームとしても今日は貴重なポイントを獲得し、ホームのファンの前で勝利を挙げることができました。ホームのファンの前で勝てるのは、いつでも特別な気持ちになります。7号車については、ペナルティによって上位争いから脱落してしまいました。その結果、ドライバーズチャンピオンシップでは少し後退することになりましたが、まだ残り2戦あります。再び首位に立てるよう全力を尽くします。

ニック・デ・フリース(ドライバー/7号車)

チームにとって素晴らしい結果となりました。TOYOTA RACINGのホーム、日本で勝利できたことを本当に嬉しく思います。チーム全員にとって大きな誇りになると思います。7号車としてもポイントを獲得することはできましたが、もちろんもっと良い結果を期待していました。振り返れば違う展開になったかもしれない場面や、もっと良くできた部分もあったと思います。しかし、それがレースです。今はチーム全体の素晴らしい勝利を祝い、この素晴らしい一日をみんなで喜びたいと思います。

セバスチャン・ブエミ(ドライバー/8号車)

ここ最近の勝利の中でも特に印象的な勝利のひとつです。レース終盤に入った時点では、まったく想像もしていなかった勝利だっただけに本当に誇りに思います。チームは最後のピットストップで素晴らしい判断を下し、そのおかげでライバル勢の前に出ることができました。本当に見事な戦略でした。そして、亮が難しいコンディションの中でミスを犯すことなく、後続を抑え続けてくれました。すべてを含めて、本当に素晴らしい勝利でした。

ブレンドン・ハートレー(ドライバー/8号車)

信じられないようなレース展開とホームでの勝利でした。亮が母国レースでトップチェッカーを受けたことを本当に嬉しく思います。この喜びはしばらく続くと思います。絶対的な速さではライバルに及ばない場面もありましたが、着実なレース運びとコース上でのミスのない走り、そして終盤の見事な戦略によってホームでの勝利を手にすることができました。チームのみんなに心から感謝したいです。

平川亮(ドライバー/8号車)

ファンの皆さんの前で表彰台の頂点に立てたことを本当に嬉しく思います。もちろん、常に優勝を目指して戦っていましたが、最後のセーフティカーが導入されるまでは、勝利は難しい状況だと思っていました。チームは戦略面で素晴らしい仕事をしてくれました。この勝利はチーム全員のものです。最後の数周は本当にプレッシャーが大きかったです。路面コンディションはとても難しく、アルピーヌとの差は急速に縮まっていました。それでもうまく対処することができました。特に富士で勝てたことを本当に嬉しく思います。とても特別な気持ちですし、世界選手権にとっても重要な勝利になりました。

6 Hours of Fuji – Race

1st

#8

トヨタレーシング

203 laps

2nd

#36

アルピーヌ・エンデュランス・チーム

+0.591

3rd

#15

BMW M チーム WRT

+6.415

4th

#35

アルピーヌ・エンデュランス・チーム

+7.699

5th

#38

ハーツ・チーム・ジョタ

+8.142

6th

#94

プジョー・トタルエナジーズ

+10.176

 

8th

#7

トヨタレーシング

+14.206

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