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TOYOTA RACING波乱のレースの中、2台共にポイント獲得

スパ・フランコルシャン6時間レー 決勝

WEC (世界耐久選手権)

2026年FIA世界耐久選手権(WEC)第2戦「スパ・フランコルシャン6時間レース」は、波乱の展開となり、TOYOTA RACINGは厳しい戦いを強いられながらも、最終的に2台揃ってポイント圏内でフィニッシュしました。

週末を通じ、延べ101,606人もの観客が詰めかけた今大会では、実力差の拮抗したハイパーカークラスによる激しいバトルが繰り広げられました。ル・マン24時間レース前の最後の一戦において、TOYOTA RACINGは厳しい予選結果から巻き返しを図り、巧みな戦略と粘り強い走りで上位争いに加わりました。

マイク・コンウェイ、小林可夢偉、ニック・デ・フリースの7号車は、終盤まで表彰台を争いながらも、5位でフィニッシュ。最後の追い上げはあったものの、惜しくも表彰台には一歩届きませんでした。一方、セバスチャン・ブエミ、ブレンドン・ハートレー、平川亮の8号車は、長時間2番手を走行していましたが、レースの終盤に表彰台を逃す結果となりました。

12番手スタートとなった7号車は、レース序盤はマイク・コンウェイとニック・デ・フリースが懸命な追い上げを図るも、トップ10圏外での走行を強いられました。しかし、他車のアクシデントや小林可夢偉の大胆なオーバーテイクにより順位を上げ、さらにレース終盤でのセーフティカーの導入により、一時は4番手まで浮上し、最後まで見応えのあるエキサイティングなレースを展開しました。

16番手からスタートした8号車は、レース序盤から異なる戦略を採用しました。最初のスティントを短めに切り上げたことで、ブレンドン・ハートレーが2番手へ浮上し、その後は平川亮、セバスチャン・ブエミとドライバーを替えながら、長時間にわたって上位をキープします。しかし終盤のセーフティーカー導入時、ピットストップに関するトラブルによって十分な給油が行えず、追加のピットインを余儀なくされました。この影響で8号車は、最後のセーフティカー導入時にトップ10圏外へと順位を落としました。

残り約20分でレースが再開されると、小林可夢偉は4台が拮抗した2位争いに加わり、ホイール・トゥ・ホイールの激しい攻防を展開しました。最終的に、7号車はトップからわずか6.015秒差の5位でチェッカー。8号車も最終的に10位でフィニッシュし、貴重な1ポイントを獲得しました。

TOYOTA RACINGは次戦、6月13日(土)〜14日(日)に開催されるル・マン24時間レースに向け、準備を更に加速させていきます。サルト・サーキットでの6勝目に向け、チーム一丸となって挑みます。

ドライバーコメント

小林可夢偉(チーム代表兼ドライバー/7号車)

「5位と10位という結果は、今回のペースを考えると悪くなかったと思います。いくつか課題がありましたが、良い結果を出すために最善を尽くし、2台ともにポイントを取ることができたことは、チャンピオンシップ獲得に向けて良いことだと思います。簡単な1週間ではありませんでしたが、チームとして力強いパフォーマンスを発揮できました。ル・マンに向けて振り返りをし、改善すべき点をしっかりと見直していきます。」

マイク・コンウェイ(7号車)

「正直、予想以上の結果でした。僚友の8号車は戦略的にもチャンスがありましたが、不運もありました。異なる2つの戦略で、異なる結果になりましたが、5位で終えられたことには満足しています。4位まであと一歩に迫りましたが、残念ながら終盤は上位と互角に戦えるだけのペースがありませんでした。とはいえ、貴重なポイントを獲得することができましたし、気持ちを切り替えて次戦のル・マン24時間レースに挑みます。」

ニック・デ・フリース(7号車)

「少し複雑な気持ちです。8号車は我々と異なる戦略を用い、好成績を狙えるチャンスがありましたが結果につながりませんでした。一方で私たちは、クリーンでミスなくレースを走り切り、レース展開も味方してポイントを獲得できました。この結果はポジティブに受け止めています。」

セバスチャン・ブエミ(8号車)

「ピットストップのタイミングをずらすという戦略判断は正しく、レースも順調でしたが、終盤に大きく順位を落としてしまいました。しばらくは悔しい思いをするでしょうが、これもレースです。一方、7号車がポイントを取り返すことができ、チームにとってはポジティブな結果でしたが、本来はもっと上を狙えたはずです。ル・マンではさらに強くなって戻ってきたいと思います。」

ブレンドン・ハートレー(8号車)

「1ポイントを獲得することは出来ましたが、表彰台が見えていただけに残念です。しかし、こうしたことが起こるのもレースであり、すべてはチームとして戦った結果です。一方で、一時は絶好のチャンスもありましたし、素晴らしい展開で、最後は手に汗握るレースとなりました。チーム全員が全力を尽くし、強いファイティングスピリットを示すことができたと思います。」

平川亮(8号車)

「表彰台、さらには勝利も狙える展開だったので、正直とても悔しいです。今回何が起きたのかをしっかりと振り返り、同じことを繰り返さないようにしたいです。私たちにとってはフラストレーションの残る結果となりましたが、次はル・マンです。この経験を最大限に生かし、全力で準備を進めていきます。」

6 Hours of Spa-Francorchamps – Race

1st

#20

ビーエムダブリュー・M・チーム・WRT

151 laps

2nd

#15

ビーエムダブリュー・M・チーム・WRT

+1.969secs

3rd

#50

フェラーリAFコルセ

+2.622secs

4th

#007

アストンマーチン・THOR・チーム

+5.004secs

5th

#7

TOYOTA RACING

+6.015secs

6th

#83

AFコルセ

+11.552secs

10th

#8

TOYOTA RACING

+32.165secs

全リザルトは以下をご覧ください。
https://fiawec.alkamelsystems.com

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