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TOYOTA RACING、首位快走も終盤のトラブルで勝利を逸す

ローン・スター・ル・マン:決勝

WEC (世界耐久選手権)

TOYOTA RACINGは、テキサス州オースティンで開催された2026年FIA世界耐久選手権(WEC)第5戦ローンスター・ル・マンで、終盤まで首位を争いながらも、トラブルにより惜しくも勝利を逃しました。

多くのオーバーテイク、大胆な戦略、そして力強いチームワークにより、マイク・コンウェイ、小林可夢偉、ニック・デ・フリースの7号車は、残り約10分の時点で首位を快走していましたが、油圧系のトラブルによりリタイアを余儀なくされました。セバスチャン・ブエミ、ブレンドン・ハートレー、平川亮組の8号車もレースの大半で表彰台争いを繰り広げましたが、不運に見舞われました。それでも力強い追い上げを見せ、6位でフィニッシュしました。

より良い結果には届かなかったものの、TOYOTA RACINGはマニュファクチャラーズチャンピオンシップでの首位を守り、ランキング2位との差を9ポイントに広げました。また、7号車のマイク・コンウェイ、小林可夢偉、ニック・デ・フリースはドライバーズチャンピオンシップ首位タイを維持しており、残り3戦となる中、8号車のセバスチャン・ブエミ、ブレンドン・ハートレー、平川亮も、首位との差を11ポイントまで縮めました。

7番グリッドと9番グリッドからスタートしたデ・フリースとブエミは、レース序盤のうちにトップ6圏内へ浮上。その後、2台は異なる燃料戦略を採用しました。8号車はトラフィックを避けるために早めに最初のピットストップを行い、両車ともレース開始から2時間以内にトップ3へ浮上しました。

レース中盤のセーフティカー導入によって各車の戦略はリセットされ、タイム差も縮まりました。リスタート後、デ・フリースはターン1で三度のオーバーテイクを決め、4番手から首位へ浮上しました。その後小林に交代し、レース残り1時間を前に2台のアルピーヌの猛追を受けながらも首位を守りました。

8号車もまた表彰台の有力候補としてレースを展開しました。残り90分の時点で平川は3番手を走行していましたが、ピットレーン速度違反によるドライブスルーペナルティで7番手まで後退しました。その直後にはバーチャル・セーフティカー(VSC)が導入され、さらなる不運に見舞われました。8号車はVSC導入前に給油を済ませていたため、ライバル勢がVSC中のピットストップでタイムを稼いだ結果、14番手まで順位を落とすことになりました。

その後セーフティカーが導入され、レース残り45分で再開されると、デ・フリースはファステストラップを更新しながら後続との差を広げました。勝利は目前と思われましたが、残り11分の時点でパワーステアリングに影響を及ぼす油圧系トラブルが発生し、7号車はガレージへ戻ることを余儀なくされました。

ブエミは最終スティントで見事なオーバーテイクを連発し、複数のライバルをかわして6位でフィニッシュしました。TOYOTA RACINGは、この悔しい結果からの巻き返しを期し、3週間後に富士スピードウェイで行われるホームレースへ臨みます。第6戦富士6時間レースは9月27日(日)に開催されます。

小林可夢偉(チーム代表兼ドライバー/7号車)

私たちにとって非常に残念なレースとなりました。レースを通して車両のパフォーマンスは良く、6時間弱にわたって非常に良いレースをすることができていました。ただ、油圧系のトラブルが発生してしまうと、もはやどうすることもできません。結果としてリタイアを余儀なくされました。今回は多くのポイントを獲得できる大きなチャンスだっただけに、本当に厳しい結果です。しかし、これも耐久レースの一部です。今回の経験から学び、改善を重ね、ホームレースではさらに強くなって戻ってきたいと思います。

 マイク・コンウェイ(ドライバー/7号車)

決して思い描いていたようなレースの結末ではありませんでした。残り数分までは、すべてが順調に進んでいました。チーム全員が素晴らしい仕事をしてくれましたし、私たちは勝利に値する走りができていたと思うので、本当に悔しいです。幸いにも、チャンピオンシップ争いを繰り広げているライバルたちも大きくポイントを伸ばすことはできませんでした。それが唯一の小さな救いです。

ニック・デ・フリース(ドライバー/7号車)

素晴らしい一日だっただけに、本当に残念な結末となりました。私たちは全力を尽くしましたし、チームも素晴らしい仕事をしてくれました。我々には高い競争力があり、力強いペースを発揮できていましたし、残り数分の時点では理想的な位置につけていました。しかし、モータースポーツには技術的な要素がつきもので、今日はその部分が私たちに味方してくれませんでした。

セバスチャン・ブエミ(ドライバー/8号車)

私たちにとって本当に悔しい一日となりました。速さは十分にありましたし、最終的にはできる限りのことをして貴重なポイントを持ち帰ることができましたが、大きなチャンスを逃してしまいました。ポジティブなのは、十分な速さを示せたことです。しかし、このような形で好結果を逃すのは非常に悔しいです。富士までにしっかり準備を進め、次こそ良いレースをしたいです。

ブレンドン・ハートレー(ドライバー/8号車)

チームにとって非常に厳しい結末となりました。今日は間違いなく2台揃って表彰台を狙えるだけのペースがあったので、その結果を逃してしまったのは本当に残念です。ブエミは最終スティントで素晴らしい走りを見せ、6位まで挽回してくれました。しかし、勝利が見えていた7号車にトラブルが発生してしまったことについては、チームの一員として本当に悔しく思います。

平川亮(ドライバー/8号車)

今日は十分な速さがありましたが、結果に結びつきませんでした。残念ながら、私のスティントで車両を引き継いだ際にシステムのトラブルが発生し、ピットを離れる際のタイムロスと、ピットレーンでの速度超過につながり、ドライブスルーペナルティを受けることになりました。7号車に起きたことについても本当に心が痛みます。今回は私たちにとって厳しいレースとなりましたが、同じことを繰り返さないためにも、努力を続けなければなりません。次戦は富士です。そこで再び表彰台に戻りたいと思います。

Lone Star Le Mans – Race

1st

#50

フェラーリ AF コルセ

167 laps

2nd

#38

キャデラック・ハーツ・チーム・ジョタ

+4.471secs

3rd

#35

アルピーヌ・エンデュランス・チーム

+6.116secs

4th

#007

アストンマーチンTHOR チーム

+9.045secs

5th

#36

アルピーヌ・エンデュランス・チーム

+10.885secs

6th

#8

トヨタレーシング

+21.389secs

DNF

#7

トヨタレーシング

 

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